京都塗料商業協同組合

塗装あとのQ&A

Q1.

塗ってる途中でペンキがたりなくなった。他のメーカー、商品でも大丈夫?

A.

基本的には大丈夫。

どんな塗料を使ってたか、缶を持って行くか、品名等をきちんとお店に相談してください。

でも既製品の場合は、同じグレーやクリームといってもメーカーによって色が違う場合があるので気をつけてください。

Q2.

ペンキを塗ってたら垂れてしまった。乾いた後、よく見たら垂れていた。

A.

塗っている途中で垂れていたら、シンナー等を染み込ませた布で完全に拭き取って塗り直してください。

完全に乾いていたら、サンドペーパー等で研いで平らな状態にしてから塗り直してください。

一番危険なのが、乾きかけている時です。うっかり触るとよけいに汚くなるので、完全に乾くまで待って、サンドペーパー等で研いで塗り直してください。

一度に厚く塗るんじゃなくて薄く数回に分けて(下、中、上塗りという気持ちで)塗ると垂れにくくなります。

Q3.

いつまでも、何日もペンキが乾かない

A.

ペンキを一度に厚く塗ってませんか。

そうすると表面上の塗膜だけが先にかわいてしまいフタをした様な感じで内側のペンキが乾かなくなってしまい、膿んでる状態になる事があります。

シンナーや剥離剤で取ってしまえる場合は、取り去ってしまった方が早くきれいに塗れるでしょう。

一度に厚く塗るんじゃなくて、うすく数回に分けて(下、中、上塗りという気持ちで)塗るとうまくいくでしょう。

硬化剤を使うペンキの場合は、硬化剤の割合が少なすぎても、多すぎてもいつまでも乾かなくなる事があります。この場合はペンキの性能を発揮できなくなる可能性があるので、取り去って塗り直した方がいいです。

ペンキによっても様々ですのでお店で相談してみてください。

Q4.

余ったペンキはどうしたらいいの?

A.

保存の仕方としては、ペンキの上に少しその塗料をうすめる物(シンナーや水)を張って(混ぜないで)きちんとフタを閉め日の当たらない、湿気の少ない所で保存すると、結構長持ちします。

捨てる場合は特別管理産業廃棄物となり、簡単にというわけにはいきません。お店で相談してください。

Q5.

ペンキの空き缶ってどうしたらいいの?

A.

捨てられるものもありますが、これも産業廃棄物となり簡単に処分とはいきにくくなってます。お店で相談してください。

Q6.

塗装したけれども気に入らないので塗り替えたい。

A.

ともかく一度完全に乾かしてください。

それから目の細かいサンドペーパーで軽く傷をつける程度に磨いて塗れば密着のいい塗装ができます。